私と「きむずかしい彼氏」は別れ話になったことが何度もあります。
どれも彼から切り出された別れ話でした。それでも現在も交際を続けています。
ネットに載っている別れ話の回避方法はどれも他人事のようなものばかりだと感じる方はいないでしょうか。
今回は私が何回も別れ話をされて、それでも交際が続いた実際の方法をお伝えします。
話をしっかり聞く姿勢を見せる
まずは彼の話をしっかりと聞く姿勢をとることを徹底しました。
彼が別れ話をしているときは、多くは彼の中で考えがまとまりきっていないときでした。
考えがまとまっていないけれども、別れの方向に考えが行ってしまっている時が大半です。
そんな時に「じゃあどうしたいの!?別れたいの!?」などと、彼の話を遮ってしまうことは逆効果です。
彼は自分の思いを話さなくなってしまいます。
私はこのような話題が出たときは、できるだけ彼に話を促すような相槌を打つようにしています。
決して話を遮るようなことはしません。
「そっか」「そうなんだね」などの言葉を、冷たいトーンにならないように温かい雰囲気で語りかけます。
そうすることによって、彼は自分の中でまとまっていなかった思いや、
ストレートな言葉では言いづらい言葉を出せるようになります。
そうして出てきた彼の言葉も、大事に受け止めましょう。
強い否定の言葉は使わない
彼の話した言葉、特に「別れたい」などといった言葉に対して、
別れたくない気持ちが強くても、決して強い言葉で否定はしないようにしましょう。
せっかく「しっかり聞く姿勢」が出来たにも関わらず、否定をしてしまうと一気に崩れます。
彼は自分の思いが通らなかったのだと思ってしまいます。そうなるとこの後の話が続かなくなってしまいます。
ここでは別れたくないという思いをグッとこらえて、彼の思いに対する否定をしないようにしましょう。
彼の気持ちの整理を促す
彼の話を聞いて、まだ彼の中で別れの意思が曖昧な場合も、そうでなく意思が決まり切っているときでも、
気持ちの整理を促すことが必要です。
「どうしてそういう風に考えがいたったのかな」「君の思っていることを飲み込みたいから一緒に整理させて」などと促すことが有効だと考えます。
気持ちの整理を促すことで、「なんで別れたいと思ったのか?」「何が原因なのか?」を一緒に考えることができます。
別れを思い立った原因がわかることは、その後の2人の関係継続のためにとても大事なことです。
原因がわかれば対策をとることができます。
彼の話したことを復唱するように語りかけ、彼自身が考えている気持ちの整理に寄り添うようにしましょう。
感情的にならない話しかけ
ここまでは彼に自分の気持ちや考えを話すよう促しました。
それに対して、自分はどのように思いを伝えていけばよいでしょう。
大切なことは「感情的にならない」。
私は初めて別れ話が出たときにこれをやってしまい、その後の関係修復がとても難しかったことを覚えています。
例えば、別れ話をされて関係をいったん保留とした話し合いがあり、その別れ際に「嫌いになっていないよね?」と感情的にすがりついてしまいました。
関係を戻すのはとても時間がかかりました。
感情的になってしまうことは、彼にとってはやっぱり自分の話が通じなかったと思ってしまうことです。
これでは彼の別れへの気持ちを促進させてしまいます。
別れ話をされて混乱する自分の感情は出さないように、冷静な対応を心がけるようにしましょう。
重くならない謝罪
彼の決断は決して軽いものではないです。別れを考えることは簡単な決断ではありません。
その決断に至らせてしまったことに対してはきちんと謝罪をしましょう。
ただしこの時に感情的になったり重くなりすぎたりしないようにしましょう。
ヘラヘラした態度をとるのではなく、重すぎないというのがポイントです。
「ものすごく反省しています。今後絶対そのようなことはしません。本当に許してください。なんでもするので許してください。」
かなり誇張した書き方をしましたが、このような謝罪は彼にとって負担でしかありません。
このような謝罪はかえって状況を悪化させます。
「そう思っていたんだね、ごめん」くらいの、誠実かつ重くなりすぎない謝罪にとどめ、その後の原因の話につなげましょう。
原因を一緒に解決しよう
彼の話を整理をしたことで、原因が少しずつわかってきます。
その原因を解決することで、交際が続く可能性が上がります。
原因の解決を話し合う時も、決して感情的にならないように気を付けましょう。
彼が別れを思った原因は様々なものがあります。
他に好きな人ができた・気持ちが冷めてしまった・仕事が忙しいなどなど。
原因は様々ですが、私が良いと思っている解決方法はフェーズ切りです。
例えば「仕事が忙しい」など、彼が付き合うことよりも優先したいことが出来て別れ話になったとき、
「今は仕事に集中したいというフェーズで、それについて理解する」という姿勢をとってみます。
そうすると彼の中では現状の自分の気持ちは尊重されつつ、
「現在」というのはいつまでも続くものではないのだという認識ができます。
そのあと、フェーズが変わったときも付き合い続けたいか、気持ちが変わらないかを一緒に考えてみましょう。
「別れたくない」という言葉は使わない
不思議な方法かもしれませんが、私はこの方法で別れ話を回避しています。
少し卑怯な方法かもしれませんが、「別れたい」という言葉に対して真正面で受け止めないという方法をとっています。
この話は「別れたい」という話ではなく、付き合い続けるのが難しい状況が発生してしまったから解決を目指す場なのだと思うようにしています。
自分だけでも見方を変えておくことで、彼の別れたいという要求を回避する方法をとります。
私ならではの方法かもしれないので、同じ方法が通用しないこともあるので、使用方法は要注意です。
少しづつ距離を縮めていく
別れることではなく冷却期間を設けるなどという方針になったとき、
今までのような付き合い方ではなく、すこし距離をあけた付き合い方になると思います。
そういう時は会いたい気持ちや連絡を頻繁に取りたい気持ちをこらえて、彼が求める距離感で接するようにしましょう。
距離を縮めて行きたいときは本当に少しずつ縮めていってください。
一気に元の関係に戻ろうとすると、彼は話をした意味がなかったと感じてしまいます。
「きむずかしい彼氏」はこの方法でも難しい
「きむずかしい彼氏」の特徴として、彼の中で決めたことを頑として曲げないことがあります。
なので、彼からの別れ話を解消するのにとても労力が必要になります。
それでも別れずに関係が続いているのは、これらの方法を徹底的に行っているからです。
いつも試行錯誤ですが、この方法が効いているのだと思っています。
特に「感情的にならない」「否定しない」というポイントが大事だと思っています。
「きむずかしい彼氏」は否定されるとさらに殻に閉じこもってしまうからです。
彼の思いは否定せず、しっかりと受け止めることが大事です。
最後に
私の実例もふまえてまとめました。
大事な恋人との別れは避けたいものですよね。
別れ話が出ても、それを回避してまた良い関係に戻ることができる実例があります。
方法をしっかりと知っておくことで悲しい結果を避けられることがあります。
別れ話の原因は人によってそれぞれですが、感情的にならないというのはやはりどんな時でも大切なポイントになると思います。
大切な恋人のことを考えるからこそ、自分の気持ちを優先せず相手を思いやることが必要になります。
「相手の気持ちを思いやる」というのは実はとても難しいことです。
別れの話が出たときはいつも以上に思いやる気持ちが大事です。
もしも別れ話が出たり兆候が現れたときは、このようなポイントを押さえて考えたり行動したりすることをおすすめします。