交際を始めてから彼が「きむずかしい彼氏」だと気が付きました。どんなきっかけで「きむずかしい彼氏」だと思ったのか、経緯を紹介したいと思います。
ある日の会話で気づいた
交際を始めてからしばらくのこと、会話の中でふと思いました。
「この人、自分が正しいと信じきっているな」
仕事の話を楽しそうにしていたのですが、一向に同僚や会社の非を話し続けるばかり。自分がどれだけ正しいことをしていたかを延々と話していました。
彼が仕事の中でどんな様子なのかわからない私はずっと聞いていましたが、ひたすら聞いていました。その中で、ふと思ったことを指摘してみました。
急に心のシャッターを閉じた彼
指摘を聞いた彼はその瞬間に口を閉ざし、一気にテンションが下がった様子でした。
その後その日は仕事の話は全くしなくなり、テンションも下がったまま上がる様子はありませんでした。心のシャッターを閉ざしてしまったようでした。
私はその瞬間から「きむずかしい彼氏」かも、と思うようになりました。
「きむずかしい彼氏」だと確信した
後日、彼にどうしてあの日テンションが下がってしまったのか聞いてみました。
彼はこのように回答しました。
「自分は自分が思っていることが正しいと思うことが多い。我が強いのかも。」
その時に私は彼は「きむずかしい彼氏」なのだと確信しました。
ただ、彼は彼自身が「きむずかしい」ことを理解しているようでした。もしも自覚なく「きむずかしい」人だったら、今日まで交際は続いていなかったかもしれません。
彼の「きむずかしさ」も含めて好きになった
マッチングアプリで出会った私たちは、まだその段階では十分にお互いを知っていない状態でした。そこで彼の「きむずかしさ」に触れました。
今まで出会った人の中にも「きむずかしい」と感じる方は何人かいました。私の印象ですが、その方たちは自分が「きむずかしい」人だとを自覚しているようには感じませんでした。
ただ、彼は自分自身が「きむずかしい」人であることを自覚し、まだ出会ってそんなに時間の経っていない私にそれを告白してくれたのでした。
そこから私はそれも彼の個性だと思い、素直に告白してくれたことも含めて好きになりました。
「きむずかしさ」も個性
そこからの付き合いかたはとても楽になりました。彼も私も、「きむずかしさ」に対して向き合い理解しあいました。
私も自分がうっかりミスが多いことを告白し、お互いの個性の部分を共有しました。それぞれの良い部分だけではなく、あまり人に話したくない部分も出せたことはとても良かったです。
隠し事のない、対等な関係になれたのがとても心地よかったのかもしれません。
最後に
彼を「きむずかしい彼氏」だと思った時のことを書いてみました。心のシャッターを閉じられたときは正直とても焦りました。
ただ、そのあとに彼が自分の「きむずかしさ」を告白してくれたことはその後の私たちの関係にとても良い影響を与えてくれました。
私がここで彼を「きむずかしい彼氏」と紹介できているのも、彼が自身を理解していて私もそれを個性だと思えているからだと感じています。
交際初期のことを今回書きましたが、その後の彼の「きむずかしさ」からあった出来事をこれからも紹介していきます。ぜひ温かく見守ってもらえると嬉しいです。